おしゃれなマスクって、どんなデザイン?
2020年の前半は、本当にどこへ行ってもマスクが手に入らなかった記憶があります。わずかな枚数のマスクを大事に使いまわしながら「どうなってしまうんだろう…」と不安に思っていましたが、いつのまにか供給が追いつき、今や本当に色々なデザインのマスクが販売されています。
マスクのおしゃれ迷子…
マスク生活が長期化している中ですが、私は未だに「おしゃれなマスク」や「マスクありきで、おしゃれに見えるコーディネート」がどんなものか、自分でしっくりくるパターンが見つかっていません。みなさんはどんなマスクをしてますか?
おしゃれマスクの色々なパターン
出典:FASHIONSNAP.COM
結局、こういうピンクベージュっぽい色のマスクが一番使いやすい気がします。マスクを肌に寄せる(なじませる)方向性なので、着る服の色やテイストを選びません。そして、素材は顔のラインにぴったり沿うウレタン系がスッキリ見えるような。
出典:ZOZOTOWN
このくらいの薄いベージュも顔になじみます。服もブラウン系なので、全体がまとまって、マスクの存在が浮きません。
出典:天然生活
長いリボン(紐)をアクセントにしたタイプも見かけますが、ちょっと着脱が面倒かもしれません。(私はたぶん子どもに引っ張られます。笑)
ちなみにこの手の布マスクは、どうしてもシルエットがもっさりして見えませんか?顔にぴったり沿うウレタン系や、薄い不織布のマスクに比べると、ラインがシャープに出ない気がして。私は、ただでさえぼんやりした顔なので、できるだけシュッと見せたいんです。似合う人は似合うと思うんですが。
出典:STORY
素敵な柄が入ったマスクも沢山ありますね。ただ、個人的にはしっくりこないんです…。たぶん、このモデルさんのように、目鼻立ちがハッキリした人だとOKなんですが、私がやるとマスクに顔が負けてしまうんだと思います。
出典:ELLE
こちらも大胆な柄マスク。でも、マスクだけでなく服のほうも同じくらいインパクトのある柄が入っているので、バランス良く見えます。結局、マスク単体で見るのではなく、服も含めたトータルバランスが大事ですね。普段から、こういうモードな感じのファッション&メイクの人なら、すっごく似合いそうです。私自身は、強いて言えば"きれいめカジュアル"が好きなので、モード系柄マスクに服のほうを寄せるのは現実的ではないかなと思っています。
出典:PCTOKYO MAGAZINE
ストリート系ファッションも、マスクと親和性が高い!30代以降で似合う人は限られると思いますが、カッコいいですよね。キャップとマスクのペイズリー柄がリンクしておしゃれです。自分自身はマネできないですが、素敵だったのでピックアップしてしまいました。
おしゃれの形が確立される過渡期かも
いろいろマスクコーデのサンプルを見てみましたが、今のところの私の着地点は
・薄いピンク・ベージュなど、肌に合う色を選ぶ
・可能なら服の色とリンクさせる(ブラウン系のコーデならベージュのマスク など)
・デザインは普通の不織布か、ウレタン系のもの
という感じになっています。まだ、マスクを楽しむというよりは、悪目立ちしないよう馴染ませる、というレベルですね。
これまでマスクをファッションの一部とみなす文化が無かったので、まだ「これがおしゃれです」という形が完成していないんじゃないかしら。というのが、個人的な印象です。
いつか、マスクをしなくていい生活に戻れるつもりでいましたが、もしかしたら、このまま人は、外出する時に靴を履くのと同様に、マスクを付けるのが当たり前になっていくのでしょうか。
そうだとしたら、今はマスクにおける"おしゃれ"の流れが出来上がる、過渡期に立ち会っているのかもしれません!